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ローコスト住宅のススメ ~その7~

家を建てるのは誰かと言うこと・・・
家を建てるのは大工・・・・
ではありません。
大工は確かに多くの建築工事に一番長く携わります、それだけです。
左官屋・塗装屋・板金屋・水道屋・電気屋・基礎屋・建材屋
何人もの専門職人が携わり家が成り立ちます。
まぁ~だから大体、一番多く現場に携わる大工が陣を取って現場を動かします。
よって、大手メーカーに注文しても、小さな工務店に注文しても
現場で、仕事をするのは、上記の職人です。
これものすごく大事なことです。

 
次に、建築の価格のマジックについて・・・
住宅の価格は、せこいんです。
しかし間違ってはいないんです。
と言うのは「家の建てる」範囲をどこまで線を引けば良いのかがその人によって違うからです。
ですので、外壁・屋根・窓・風呂・床とかは、ランクの話は抜きにして、
とりあえずこれらは全国共通の標準(基本)工事の内容として
(=初めから価格に入っている)
判断のわかれるのが・・・・・
雨戸・カーテン・照明器具・外構・外部電気給排水工事・階段の手すり・エアコン
絶対的に別途なのが
地盤改良

普通、あまり家と言うのが分からない人は「そのまま引越しして直ぐ住める」のが
家と思いますが。
例えば、家を建てようと思ったが、水道が200m先にしかないとか言った場合、水道引込だけで
何百万円とかかります、とかなった場合、建築業者がこれをどんなもんでも基本のままです!
と言っていたら、赤字も超覚悟です!
よって、別途にしているんです・・・・
でも、雨戸位基本で見てくれよな・・・と思うが・・・
しかし、一応、こんな感じの建前です。

住宅の建築業者を大きく数パターンに分けます。
A 大きいハウスメーカー(CMなんかで出ていて、住宅展示場に名を連ねている
昔からある大手メーカー等)
例:大*ハウス・積*ハウスとか

B 中上業者(1~2県にまたがって数点支店があるが全国的な知名度はない、
その他地元の工務店クラス 例:三*ホームとか、Tマホームとか、地元の~工務店とか
→営業マンが数人居る、社員は全員現場の管理等のみ
社員が、現場で直接金づちを握るわけではない)

C 小業者 社長=社員、現場大工=社長  クラスの業者


次にじゃあ、上記A~Cランクは幾らで家を建てるんやって話です。
ざっくばらんに、行きます
私の家クラスの住宅を建てた場合についてを比較して・・・
(※エアコンとカーテンと外構と地盤改良は抜きます。)

Aクラス
ローコスト住宅は出来ません。
又、標準坪単価と言うのもありません。
お客様から希望を聞き受け、間取りを書き、設備を反映させて・・・
(カーテンいりますか?照明器具いりますか?)
はい、**万円です。となります。
一般的には、坪単価60~80万円位行きます。

その代わり、メーカーと言う代紋をしょってますので、
メーカー標準仕様でも良い感じのを使ってます。高いですが・・・
メーカー独自の素材なんかを使用します。高いですが・・・
すなわち私の家の様な、ローコストランクが存在しません。
中上くらいからが最低ランクで始まります。高いですが・・・・
よって、私の家を引き合いに出した積算は出来ないです。
とにかく高いですが・・・・

Bクラス
私の家クラスを建てた場合の坪単価50万円位でしょう
当然、坪単価45~50の中にはカーテン・エアコン照明器具・外構等は無しです。)

このクラスが一番数が多く、多彩です。
うちの工務店は、1件1件、お客様の要望を聞いてそれに合わせて
建築費を出すと言う業者から
坪単価*万円とうたって・・・・
お客様の要望を聞き
ハイ、標準間取りから変更になった~!別途~!!
エアコン・カーテン・雨戸これは別途、風呂一ランク上がった~これも別途!!
そうしている内に、最終的に*万円です。
と建築費を出す業者・・・・等々

※あっ!ちなみに、25.*万円は嘘です。
はしっこに小さい文字で、~~~は別途工事と書いてあります。
最近は、現場の営業マンも25.*万円に+400~500万円位は別にかかりますと教えてくれます。
と言うわけで、普通に40万円は行きます。
当然、エアコン・カーテン・外構工事(庭)・地盤改良工事等は別です。

Cクラス
当家程度のクラスの家の坪単価は、頑張って安くして38万円位でしょう

標準坪単価と言うものは、持っていません。
上記の1大工職人として、大手メーカーの現場職人(下請け)を兼ねる事も珍しくありません。
又、建築の積算の出来ない大工もいます。
結局、上記で説明したとおり、色んな職種の集合体で、家が建つので
現場上がりの根っからの大工だと、こう言った場合、水道は幾らかかるとかの計算が出来ず
そのまま、水道屋に幾らで出来るか聞いたり、概算で価格を積算したりします。

メリットは、当然、何社も会社を通さないため、原価に近い価格で注文できる。

デメリットは、上記のとおり、各専門職の事が分からない事が多いので、たとえば下請けの
水道屋がもの凄い高いぼったくり金額の見積もりを出してきても
分からない為、それをそのまま積算に入れてしまう事もありえる。
すなわち、全体の大まかな事はわかっても、詳細な事までわからない。
キレイな資料を作ってお客様と打ち合わせしたり。
中には田舎のほうですと、見積もりを出さずに契約もせずに、家の工事に着工する事もあります。
材料の賢い仕入れ方とか、デザインの流行とか、設計等に関し合理的な考え方とかを求めることは難しく
お客さまとの打ち合わせとかは下手。流行のデザインとかに疎い。
これらを求めるのであれば、全く同じものを建てるにしても、坪単価10万円以上出して
Bクラス以上の建築業者に発注をし、そこの営業マンなりに、接客を受ける事になるでしょう
CとBの違いと言ったらその辺の事でしょう・・・

しかし、デメリットを克服できる、Cクラスの業者がいたら凄いだろうね
安いし、接客出来るし!
単価はただ、ざくっとして・・・
最低、28万円~~~~最高「どこまででも」でしょう。

ちなみにC業者でも、利益率は30%をとると言われています。
(※上記の坪単価最低の28万円は度外視しして)
1現場で、200~300万円位は利益を取ります。

考えてみて下さい。
某ハウスメーカーの背広着た感じの良いお兄さんが、現場でハチマキ巻いて
金づちを打ちますか?答えはノーです。
何人社員を抱えていますか(設計・施工管理・キレイな事務所のお姉さん?)
無料のカタログ1枚に幾らかかりますか?
ハウスメーカーの営業が受けて、大工に任す。
それは、あんまりない・・・・・・
大抵、そのまま下請けに振ります
ここでも、直接に現場で金づちを持たない、工務店に一括して依頼します・・・
ここで、合法的な893方式(ピンハネ)が生じるのです!

Aクラスの業者ですと、50~60%利益をとると聞きました。
Bクラスですと30~50%とると聞きました。

はたまた・・・
ABクラスなんかは、結構やり方が厳しく・・・・
とあるBクラスの現場大工の話だと・・・・
現場で在庫の出ないものは、メーカーの支給
現場で在庫が出るものは、現場の大工の負担としてます。
例えば、キッチンなんかはメーカーから大工に支給する。
しかし、釘や板なんかは、当然、余る釘の本数・材料の切れ端が出ます。
これは、大工の負担・・・・・
又A・Bクラスの場合、下請け、孫請、ひどい場合、ひ孫下請まで工事の発注が及びます。

だからなるべく、間を通さず、家を建てるのが一番安く上がります。
それは、当然の経済の論理です。
但し、問題点もあります。
これも又経済の論理です。
それは、又別の話で・・・

所信表明はこっちだ~